コラム COLUMN
そもそも一般的な教育期間は?
業種や業界によって異なりますが、平均1ヶ月程度と言われています。
筆者からすると「短い」という印象ですが、
教育は長いから良い、短いから悪いとは限りません。
教育はあくまで基礎の基礎を学ぶ時間で、
業務という走行車線に、同じスピードで合流する為の助走期間といえるでしょう。
合流してからが本番です。
先輩社員と同じスピードで走っていくために、
OJT研修を通し仕事を覚えていきます。
一般的な教育期間は以下の通りです。
——————————–
•大よそ1ヶ月程度
•営業や販売ではOJTのみで1ヶ月程度
•銀行などは3~4ヶ月程度
•大企業の場合は分けて行う
•中には合宿形式で1ヶ月程度行う場合も
教育後のOJTも含めると数か月から1年程度とする企業が多いようです。
教育期間が長い/短い、新入社員の反応は!?
当社は今年、思い切って教育期間を例年の半分にしました。
興味深いのは、教育後にOJT研修を経験した新入社員の反応が、全く同じだったことです。
「業務と教育でここまで違うものか…」と、
不安と期待感でイッパイの感想でした。
これは、
教育期間が長ければ安心(良い)。
短ければ不安(悪い)。
と、一概にはいえない結果といえるでしょう。
まとめ
当社の教育で新入社員が実際に感じた様に、
・教育の良し悪しは期間だけで決められない
・教育で何を習得するかよりも、
その先のOJTや業務でより多くのことを学ぶことに重きを置いている
新入社員教育の前提として、
上記のことが理解頂けたではないでしょうか。
まずは、「教育」に対するイメージを整理することをお勧めします。
次回コラム②では、
会社選びの際に見る、「教育の充実度」について
筆者の経験も踏まえてお話ししていきます。
関連記事
『教育期間は長ければ「いい会社」!?会社選びで「教育」を重視し過ぎる落とし穴。 』
① そもそも一般的な教育期間は?
② 会社選びで見る「教育の充実度」
③ 「新入社員教育=新入社員のため」ではない!
④ 「教育がしっかりしている」以前に、研修を受ける心構えが重要!
⑤ ES、面接でも「教育」に関する発言には注意が必要!
お問合せください