コラム COLUMN
ES、面接でも「教育」に関する発言には注意が必要!
「弊社を志望した理由を教えてください。」
という質問に対し、
「教育が充実(長い)しているので、しっかり教えてもらえそうだから。」
と、回答をする学生は少なくありません。
この発言、少しだけ気を付けてください。
いい印象を持つ面接官もいれば、逆の印象を持つ場合もあります。
✖悪いイメージ
依存心が強い。自分で学ぶ意欲が低い。自主性に欠ける。臨機応変さに欠ける。
◎良いイメージ
当社の教育について理解している。覚えたいという意欲がある。
面接官は、教育期間が充実していることにメリットを置く
“その学生の背景” を探ります。
その結果、意外とポジティブなイメージが出てこない事が多いんです。
教育期間が充実していることを志望動機にあげる場合は、
ネガティブなイメージを与えない意思もあわせて伝えることをお勧めします。
総まとめ
就職活動で内定を得るという目先の事にとらわれず、
まずは下記について考える時間を設けてみましょう。
●企業における「新入社員教育」の目的を理解する
●自分自身の教育に対する心構えを振返える
それでも「新入社員教育」を志望理由にあげるとすれば、
人間性を高めるカリキュラム、調査する、観察する、実践するなど
他社と比べて質が高いと思った具体的理由を確認することをお勧めします。
なぜなら、教育に本質(その会社のフィロソフィー)が
隠されている事が多いからです。
当社で言うなら、「フィロソフィー勉強会」。
これは当社が経営の中で、「人間力」を高めることに重きを置いているため、
新入社員教育に織り込んでいます。
たかが教育、されど教育!!
「教育」からその会社の本質を感じ取ることが、
入社後にやりがいを見つけ楽しく働くポイントではないでしょうか。
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筆者は文系出身という事もあり、モノづくりの世界に対して皆無でした。
初めて3D-CADで自動車の部品データを見た時に、それはそれは感動したことを今でも覚えています。
右も左も分からないからこそ、
たくさんの事を吸収できる楽しさ、喜びを皆さんにも体感してもらえれば嬉しいです。
バックナンバー
『教育期間は長ければ「いい会社」!?会社選びで「教育」を重視し過ぎる落とし穴。 』
① そもそも一般的な教育期間は?
② 会社選びで見る「教育の充実度」
③ 「新入社員教育=新入社員のため」ではない!
④ 「教育がしっかりしている」以前に、研修を受ける心構えが重要!
⑤ ES、面接でも「教育」に関する発言には注意が必要!
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